1: casillas ★@\(^o^)/ 2015/02/22(日) 21:44:58.47
http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2048894.html
ロックバンド・ONE OK ROCKのニューアルバム『35xxxv』(11日発売)が初週16.5万枚を売り上げ、2/23付週間アルバムランキング1位に初登場した。
首位獲得は06年7月(ミニアルバム『ONE OK ROCK』)のインディーズデビューから8年7ヶ月で初のこと。
テレビでの露出も少ないなか、なぜ彼らは人気を獲得できたのか、そのヒットの理由を探ってみよう。
◆英語と日本語を絶妙に使い分けた歌詞で転機
TAKA(Vo)、TORU(G)、RYOTA(B)、TOMOYA(Dr)からなるONE OK ROCKは、
2005年に結成。エモやメタル、ロックの要素を詰め込んだハードなサウンドと、アグレッシブなライブパフォーマンスで若い世代に人気を得ている。
転機となったのは、2010年2月発売の4thシングル「完全感覚Dreamer」と同曲を収録した4thアルバム『Nicheシンドローム』。
「完全感覚Dreamer」は、週間シングルランキング9位と初のトップテン入りを果たし、『Nicheシンドローム』も週間4位と大躍進。それを受けて同年11月には、初の日本武道館公演を成功させた。
「完全感覚Dreamer」と『Nicheシンドローム』以降どんな変化があったのか? ひとつは、歌詞に英語の分量が増えたこと。
ONE OK ROCKの歌詞は、当時から現在も一貫して、大人や世の中に対する不満、自分たちの大きな夢を歌っているが、核心を突いた部分のみを日本語にすることで、鋭さやインパクトが増して耳に届くようになった。
これは、ほぼ全編が英語で日本語はサビの数行のみという、現在の歌詞スタイルに行き着く原点となった。
また、米人気ロックバンドのマイ・ケミカル・ロマンスや日本のロックバンド・Pay money To my Painなど、自分たちの好きなバンドサウンドと真摯に向き合ったことで、よりラウドでありながら爽快で聴きやすいものに変化した。
ちなみに、TAKAは森進一と森昌子という偉大な存在を親に持つが、『Nicheシンドローム』には、両親へ宛てた「Nobody’s Home」という曲が収録されている。
“親の七光り”という、想像しがたいほどの強烈なプレッシャーと偏見を克服したことも、バンドに変化をもたらせた一因だろう。
そんなTAKAのMCは、決して上から目線ではない隣に寄り添う姿勢が、ファンの心を掴んでいる。「お前らに残された時間は、これっぽっちしかない。
絶対その時間ムダにするんじゃねぇぞ!」とファンを鼓舞したかと思えば、「俺らも怖くなることがある」と人間らしい弱さを見せる一面も。
常に「俺らはいつもここ(ライブ会場)で待っている」という言葉で、ファンと共にあることを強調。誰よりも悩み、傷つき、努力したことで、
人の悲しみや苦しみを知っているTAKAだからこ、その言葉がより彼にカリスマ性をもたらしている。
メンバーの演奏力の高さとアグレッシブなライブパフォーマンスも、非常に評価が高い。
特にTORUとRYOTAは、小中学時代にストリートダンスチームのHEADSに所属していたことで、魅せるパフォーマンスという面で秀でたものを持っている。
キメで全員が一斉にジャンプをしたり、Ryotaが上半身裸になってステージを走り回るなど、タイミングやステージの使い方には定評がある。
また、激しい楽曲はもちろん、一転してバラードナンバーを聴かせることができるのも、彼らの実力の証しだ。
優しいだけではない強さを携えたバラード楽曲は、心を揺さぶるものがあり、彼らのライブを構成する上で重要なパートになっている。
例えば、Takaの切なげな歌声で始まる「Wherever you are」は、日本はもちろん海外でも観客が大合唱することで知られる。
◆SNSの効果的な活用でファン層を拡大!海外進出を意識した音作りでロックファンも虜に
実力もさることながら、ネットの口コミも彼らの人気を後押しした。テレビ番組出演や大型タイアップはなくとも、
地道なライブ活動やフェス出演を重ね、その様子がSNSを通じて口コミで広がり、10代、20代を中心にファン層を拡大。
TwitterやFacebookとライブ映像、ミュージックビデオ(MV)を連動させた企画を実施し、ユーザー発信だけではないSNS施策が功を奏した。
さらに、7thシングル「The Beginning」(2012年)では、佐藤健が主演したヒット映画『るろうに剣心』主題歌という大型タイアップで躍進。
同映画の原作漫画ファンである20代後半~30代と時代劇ファンをも取り込み、国内での認知度が上昇。
また、同映画はアジア各国をはじめ、北米・ヨーロッパ・ロシアでも上映され、シンガポールでは日本映画の興行収入記録を塗り替え、ONE OK ROCKの名前は海外でも知られるようになった。
>>2以降に続く
ロックバンド・ONE OK ROCKのニューアルバム『35xxxv』(11日発売)が初週16.5万枚を売り上げ、2/23付週間アルバムランキング1位に初登場した。
首位獲得は06年7月(ミニアルバム『ONE OK ROCK』)のインディーズデビューから8年7ヶ月で初のこと。
テレビでの露出も少ないなか、なぜ彼らは人気を獲得できたのか、そのヒットの理由を探ってみよう。
◆英語と日本語を絶妙に使い分けた歌詞で転機
TAKA(Vo)、TORU(G)、RYOTA(B)、TOMOYA(Dr)からなるONE OK ROCKは、
2005年に結成。エモやメタル、ロックの要素を詰め込んだハードなサウンドと、アグレッシブなライブパフォーマンスで若い世代に人気を得ている。
転機となったのは、2010年2月発売の4thシングル「完全感覚Dreamer」と同曲を収録した4thアルバム『Nicheシンドローム』。
「完全感覚Dreamer」は、週間シングルランキング9位と初のトップテン入りを果たし、『Nicheシンドローム』も週間4位と大躍進。それを受けて同年11月には、初の日本武道館公演を成功させた。
「完全感覚Dreamer」と『Nicheシンドローム』以降どんな変化があったのか? ひとつは、歌詞に英語の分量が増えたこと。
ONE OK ROCKの歌詞は、当時から現在も一貫して、大人や世の中に対する不満、自分たちの大きな夢を歌っているが、核心を突いた部分のみを日本語にすることで、鋭さやインパクトが増して耳に届くようになった。
これは、ほぼ全編が英語で日本語はサビの数行のみという、現在の歌詞スタイルに行き着く原点となった。
また、米人気ロックバンドのマイ・ケミカル・ロマンスや日本のロックバンド・Pay money To my Painなど、自分たちの好きなバンドサウンドと真摯に向き合ったことで、よりラウドでありながら爽快で聴きやすいものに変化した。
ちなみに、TAKAは森進一と森昌子という偉大な存在を親に持つが、『Nicheシンドローム』には、両親へ宛てた「Nobody’s Home」という曲が収録されている。
“親の七光り”という、想像しがたいほどの強烈なプレッシャーと偏見を克服したことも、バンドに変化をもたらせた一因だろう。
そんなTAKAのMCは、決して上から目線ではない隣に寄り添う姿勢が、ファンの心を掴んでいる。「お前らに残された時間は、これっぽっちしかない。
絶対その時間ムダにするんじゃねぇぞ!」とファンを鼓舞したかと思えば、「俺らも怖くなることがある」と人間らしい弱さを見せる一面も。
常に「俺らはいつもここ(ライブ会場)で待っている」という言葉で、ファンと共にあることを強調。誰よりも悩み、傷つき、努力したことで、
人の悲しみや苦しみを知っているTAKAだからこ、その言葉がより彼にカリスマ性をもたらしている。
メンバーの演奏力の高さとアグレッシブなライブパフォーマンスも、非常に評価が高い。
特にTORUとRYOTAは、小中学時代にストリートダンスチームのHEADSに所属していたことで、魅せるパフォーマンスという面で秀でたものを持っている。
キメで全員が一斉にジャンプをしたり、Ryotaが上半身裸になってステージを走り回るなど、タイミングやステージの使い方には定評がある。
また、激しい楽曲はもちろん、一転してバラードナンバーを聴かせることができるのも、彼らの実力の証しだ。
優しいだけではない強さを携えたバラード楽曲は、心を揺さぶるものがあり、彼らのライブを構成する上で重要なパートになっている。
例えば、Takaの切なげな歌声で始まる「Wherever you are」は、日本はもちろん海外でも観客が大合唱することで知られる。
◆SNSの効果的な活用でファン層を拡大!海外進出を意識した音作りでロックファンも虜に
実力もさることながら、ネットの口コミも彼らの人気を後押しした。テレビ番組出演や大型タイアップはなくとも、
地道なライブ活動やフェス出演を重ね、その様子がSNSを通じて口コミで広がり、10代、20代を中心にファン層を拡大。
TwitterやFacebookとライブ映像、ミュージックビデオ(MV)を連動させた企画を実施し、ユーザー発信だけではないSNS施策が功を奏した。
さらに、7thシングル「The Beginning」(2012年)では、佐藤健が主演したヒット映画『るろうに剣心』主題歌という大型タイアップで躍進。
同映画の原作漫画ファンである20代後半~30代と時代劇ファンをも取り込み、国内での認知度が上昇。
また、同映画はアジア各国をはじめ、北米・ヨーロッパ・ロシアでも上映され、シンガポールでは日本映画の興行収入記録を塗り替え、ONE OK ROCKの名前は海外でも知られるようになった。
>>2以降に続く
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1424609098/
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